繊細で共感性が高いHSPは、恋愛で悩みがつきないのではないでしょうか。
つい相手の顔色をうかがい、自分の気持ちを伝えることをやめてしまいがちです。
パートナーに嫌われるのが怖くて本音を言えないです・・
ほんの少し自分の意識を変えるだけで自分も相手も気持ちがラクになりますよ
自分だけの問題であれば気持ちの落としどころを見つけて解決できますが、相手が存在する恋愛においては自分だけで解決できる問題ではないため悩んでしまいます。
楽しい恋愛ができるようになれば日々がさらに輝いて充実するでしょう。
この記事ではHSPの恋愛の傾向と疲れない恋愛をする5つのヒントをご紹介します。
HSPであるサイト管理者の「かな」が恋愛で悩んでいた過去から導き出した答えを本音でお伝えします。
HSPではない方もぜひ参考にしてください。
HSPの陥りがちな恋愛4つの傾向
自分がHSPか分からない方は、以下の「HSPあるある」に当てはまるか確認してみてください。
当てはまる方はHSPの傾向があります。HSPは病気ではなく、気質の一部です。
- まぶしい光が苦手
- においに敏感
- 人混みにいると疲れる
- 静かな部屋だと時計の音が気になる
- 隣の席の人のキーボードを叩く音が気になる
- 大好きな友人でさえ、会った日に家に帰るとドッと疲れを感じる
- ちょっとしたことで悩みがち
- 何事も優柔不断で決められない
- 環境や枕が変わると寝られない
- 家を出るときに電気やガスが止まっているか気になる
- 一人の時間がないとしんどくなる
- 相手が何を考えているか読むのが得意だ
HSPは些細なことに敏感で人一倍気を使います。恋愛において、この気質で悩むことがとても多いのです。
HSPが陥りがちな恋愛傾向を順番にお伝えします。下記からもタップで飛べます
①本音を言えない
HSPは相手の反応に敏感です。相手の気持ちを読み、自分で自分の本音を言いづらくさせてしまいます。
その心理の裏側に「嫌われたくない」「否定されたくない」という思いがあります。
相手が嫌な気持ちになることに自分もストレスを感じ、耐えられなくなってしまうのです。
行きたい場所、食べたいもの・・相手になかなか伝えられません。
HSPは自分の気持ちに蓋をしていることにも罪悪感でストレスを感じてしまいます。
小さなストレスが積み重なり、やがて一気に気持ちがあふれる時期が訪れます。
HSPは恋愛における充実感が日常生活の質を左右してしまうのです。
気持ちが満たされている場合は日常生活も充実感があります。
しかし、満たされていない場合は気持ちが荒れ、日常生活はだらしなくなりがちです。
②冷めてる?ひとりきりになりたい
HSPはたとえ大好きな家族や友だちでさえ会った後にどっと疲れてしまいます。
ではなぜ「ひとりでゆっくり過ごしたい」そのひと言が言えないのでしょうか?
それは、HSPは先のことを読んで行動する傾向があるからです。
いっそ、ひとりで生きていったほうが気楽ですか?
そんなことはないですよ!大好きな人たちに一番の理解者になってもらいましょう!!
ひとりになりたいときは誰にでもあります。
人よりもその傾向が強いなと感じたら、それはお付き合いに冷めているのではなく、HSP特有の繊細な気質によるものです。
③デートプランは相手におまかせ
自分の意見を言うのが苦手なHSPは、相手の要望に応えようとするためデートプランを相手にお任せしがちです。
共感力が高いため、相手の提案を受け入れて一緒に楽しむことができます。
そして相手の楽しそうな顔を見ることに幸せを感じます。
共感力の高さはHSPの特徴のひとつです
しかし、それが自分のキャパシティを超えてしまうことに繋がるのです。
今日はお部屋デートをしたいと思っていても、相手の提案で遊園地に出かけ結果的に疲れてしまうといったパターンに陥ります。
はじめは気乗りしなくてもそれなりに楽しめてしまうので、知らず知らずのうちに疲れていることに気づきにくいです。
相手に気をつかって断りづらいですね・・・
④相手に依存しやすい
HSPはどちらかというと自己肯定感が低い方が多いです。
周囲と感覚が違う自分、周囲と比べて目的に向けて頑張れない自分といった劣等感が関係しています。
この人と別れてしまったら、誰も自分を受け入れてくれないのではないかと悪い方向に考えてしまうのです。
相手に重いと思われないようにしています
相手に尽くすタイプが多いので、お互い依存度が高くなります。
一度相手に受け入れてもらえると感じると、隠していた素の自分を少しづつさらけ出し、どのくらい相手が受け入れてくれるのか無意識で測ってしまう小悪魔な面があります。
HSPの疲れない恋愛5つのヒント
順番に説明します。下記からもタップで飛べます。
①感受性が強くて繊細な一面があることを伝える
傷つきやすく考えこんでしまうあなたの一面を相手に知ってもらうことが一番の近道です。
長くお付き合いをすれば阿吽の呼吸ができてきますが、知り合ってから時間がたっていない場合はなかなか感じ取れないものです。
だからこそ、疲れやすいことや苦手分野があることを伝えるということが重要になってきます。
もちろん、すべてを理解できるわけではありませんが、お互いの気持ちに寄り添う姿勢が重要です。
特にHSPの場合、自分の気持ちを表に出すことを避ける傾向があるので「何を考えているかわからない」と相手に思われがちです。
HSPの自覚があるならば、なおさら勇気を出して相手に伝えてみましょう。
いきなり自分がHSPだと伝えるのではなく、「少し繊細な性格なんだよね」などわかりやすく伝えてみましょう。
②ひとりきりの時間が欲しいと伝える
適度に心と体を休めましょう。
HSPは常に相手の表情や会話にアンテナを張っているため、ひとりになった途端に集中力が途切れて疲れを感じやすくなります。
ひとりきりの時間は自分の趣味や好きなことをしてリラックスしましょう。
でもいきなり「ひとりになりたい」なんて伝えてしまうと相手も驚いてしまいます。
きちんと理由を伝え、相手に納得してもらいましょう。
あなたがご機嫌になるリラックス方法を見つけてくださいね。
③付き合いはじめのデートプランは交互に決める
特に付き合い始めでまだお互いのペースがわからないときにおススメです。
相手のペースに合わせることはとても素晴らしいですが、ときに刺激をコントロールできずに疲れてしまいます。
交互にデートプランを決めていけば、相手の要望も受け止めつつ、自分のしたいことも取り入れることができてストレスが溜まらないです。
デートの途中で疲れてしまったら、素直に相手に伝えることも大切ですね!
伝えることで相手だけではなく、あなたも安心できるはずです。
柔軟に対応してくれる方であれば、あなたの状況を受け入れ臨機応変にデートを楽しんでくれることでしょう。
④自分の気持ちを説明できるようになる
日頃から相手に自分の気持ちを伝える練習をしましょう。
特にネガティブな気持ちであるほど相手に伝えずに自分の中だけで解決しようとしてしまうのです。
しかしいったんネガティブになってしまうと、なかなか切り替えられずに最終的には表情に出てしまうことがあります。
伝えた後に相手もネガティブになってしまうのが嫌なんです・・。
伝えないで悶々としているほうが相手にとってもつらいですよ。
はっきり伝えることで、相手もあなたとの付き合い方を考える良いきっかけになります。
気分の良いときも悪いときも、お互いが心地よくいられる距離感を保って過ごすことが大切です。
⑤相手に依存しない
自分が打ち込める仕事や趣味を見つけましょう。
HSPはわずかな情報から相手の浮気の心配をしてしまい、やがて相手への執着につながっていきます。
また、自分への自信のなさから「この人なしでは生きていけない」と思い込んでしまいがちです。
まずは自分を愛してあげること、人を愛するのはその次です。
何かに打ち込んでいる姿は、誰から見ても魅力的に映ります。
自分に自信をつけて相手への過度な干渉を減らしましょう。
HSPと相性の良い人
ここでは、HSPと相性の良い人をご紹介します。
恋人募集中の方はぜひ参考にしてくださいね!
意見や感じ方の違いを尊重してくれる人
意見や感じ方の違いを受け入れる包容力のある人であれば、安心してお付き合いができます。
たとえ正論であろうとも意見を一方的に押しつけてくる人とのお付き合いは、あなたの自己肯定感を低くするので注意が必要です。
HSP同士も相性はいいですが、お互いに察しすぎて距離を縮めるのに時間がかかります。焦らずゆったり構えましょう。
特に非HSPの人は、HSPの気持ちがなかなか理解できません。
完全に理解はできなくとも、あなたに気持ちに寄り添ってくれる人なのか、あなたの意見をしっかり聞いてもらえる人なのか、チェックしてみてください。
束縛しない人
たとえ同棲していようとも、ひとりきりの時間を確保したいHSPは人から監視されるのがとても苦手です。
どこにいるの、何しているの、と聞かれることが束縛に感じストレスとなります。
共通の趣味がある人とも相性◎です。
共通の趣味がある人とはお付き合いに発展がしやすいです。
あなたの好きなことを一緒に楽しめるので、デートで疲れを感じる場面も少ないでしょう。
自分の機嫌をコントロールすることができる人
感情の起伏の激しい人とは相性が良くありません。
共感しやすいHSPは、すぐに怒ったり泣いたりするタイプの人とお付き合いをすると、感情が振り回されて疲れてしまいます。
けんかしてもお互い冷静に話し合いができるといいですね。
感情をストレートに顔に出す人とのお付き合いは、初めのうちは良くても長続きしません。
気持ちが穏やかな人であれば、長く安心してお付き合いをすることができます。
【HSP】疲れない恋愛のまとめ
肩肘を張らない楽しい恋愛ができるようになれば、日常がさらに輝いて充実します。
ほんの少し勇気を出して、相手に自分のことを話してみましょう。
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